【10月9日 AFP】17MLBは8日、プレーオフのア・リーグ地区シリーズ(5回戦制)が行われ、ボストン・レッドソックス(Boston Red Sox)は10-3でヒューストン・アストロズ(Houston Astros)に勝利し、リーグ優勝決定シリーズ進出へ望みをつないだ。

 レッドソックスは、打撃陣が沈黙して敵地ヒューストン(Houston)で2連敗を喫してた。しかし、本拠地フェンウェイ・パーク(Fenway Park)に戻ると、ラファエル・デバース(Rafael Devers)とジャッキー・ブラッドリー(Jackie Bradley)の本塁打もあり、過去2試合で記録した4点の倍以上の得点を挙げた。

 デバースは3回に2点本塁打を放ち、レッドソックスは4-3と今シリーズで初めてリードを奪った。

 20歳のデバースの本塁打は、レッドソックス史上ではプレーオフ最年少記録。21歳以下の選手がポストシーズンで本塁打を放ったのは、大リーグ史上6人目となっている。

 またレッドソックスは、ブラッドリーがポストシーズンではキャリア初となる3点本塁打を放つなど、7回に一挙6点を加えた。

 ハンリー・ラミレス(Hanley Ramirez)が4打数4安打3打点を挙げ、さらにサンディ・レオン(Sandy Leon
も打点を挙げている。

 レッドソックスは初回にジョシュ・レディック(Josh Reddick)の適時打とカルロス・コレア(Carlos Correa)の2点本塁打で先制を許したが、救援したデビッド・プライス(David Price)が4回を投げて4三振無失点の好投を見せた。

 対戦成績を1勝2敗としたレッドソックスは、9日の第4戦で戦績をタイに持ち込むことを目指す。(c)AFP