【10月6日 AFP】テニス、中国オープン(China Open 2017)は5日、男子シングルス2回戦が行われ、大会第1シードのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)は6-3、6-3でカレン・カチャノフ(Karen Khachanov、ロシア)を下し、準々決勝へ駒を進めた。

 四大大会(グランドスラム)通算16勝を誇るナダルは次戦、第6シードのジョン・イズナー(John Isner、米国)と対戦する。ビッグサーバーのイズナーは現在絶好調を維持しており、ナダルも6日に行われる準々決勝はタフな試合になると予想している。

 世界ランキング1位のナダルは試合後、レオナルド・メイヤー(Leonardo Mayer、アルゼンチン)に6-0、6-3で完勝したイズナーについて「明日はイズナーとタフな試合になるだろう。彼は信じられないくらい良いプレーをしている」「きょうも彼を見たが、非常に攻撃的なプレーでウイナーを量産していたし、リターンもとても良かった」と警戒した。

「ビッグサーブを持つ彼からブレークするのは至難の業だということは誰もが知っているが、今はベースラインからも素晴らしいプレーをしているとなると、最もタフな対戦相手の一人だと言える」

 この日行われたその他の試合では、第2シードのアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)が6-4、6-2でファビオ・フォニーニ(Fabio Fognini、イタリア)を下して準々決勝進出。また、アンドレイ・ルブレフ(Andrey Rublev、ロシア)は1-6、6-4、6-1で第7シードのトマス・ベルディハ(Tomas Berdych、チェコ)に逆転勝ちし、こちらも8強入りを決めている。(c)AFP/Peter STEBBINGS