【10月6日 AFP】ブラジル南東部ミナスジェライス(Minas Gerais)州ジャナウバ(Janauba)の保育施設で5日、警備員の男が幼児らと教員にアルコールを浴びせて火をつけ、幼児4人と教員1人が死亡した。州当局が発表した。

 州当局の声明によると、同日早朝に発生した火災は敷地全体に広がり、約50人がやけどなどのけがをした。その後、消防隊員が鎮火した。

 火を放った警備員は全身に重度のやけどを負い、搬送先の病院で死亡した。病院の院長がAFPに明らかにした。

 ブラジルのニュースポータルサイトUOLは目撃者の話として、50代のこの男は夜間警備員として8年ほど勤務していたと伝えている。

 州警察によると、警官らが容疑者の自宅や親族を訪ね、犯行の動機について調べている。

 ミシェル・テメル(Michel Temer)はツイッター(Twitter)に「心から悲しんでいる」と投稿し、遺族に哀悼の意を示した。(c)AFP