【9月29日 MODE PRESS】米ロサンゼルス(Los Angeles)のマイクロソフト・シアター(Microsoft Theater)で開催された第69回プライムタイム・エミー賞(Primetime Emmy Awards)授賞式にメタリックのフルレングスドレスで登場したトランスジェンダーの女優、ラバーン・コックス(Laverne Cox)。スタイリストのクリスティーナ・パセリ(Christina Pacelli)はドレスを初めて見たラバーンはドレスに釘付けになり、すぐに畏敬の念を持ったと語った。

 クリスティーナはラバーンの反応について、ファッション情報紙WWDのインタビューの中で、「(ラバーンが)初めてこのドレスを見たとき、息をのんだ。ドレスのすべてにほれ込んだ。ラバーンの肌の色とガンメタルのシェードの相性もぴったりだった」と語った。

 その一方、クリスティーナはラバーンの体型のために、ドレスの用意はかなり早く始めないといけなかったと明かした。「ラバーンはサンプルサイズではないので、他のハリウッド女優よりもかなり前もって準備を始めなければならない」「彼女の体は美しく、彼女自身も美しい体を大切にしている。しかし、利用可能なサンプルは誰にでもフィットするものではないので、カスタムメイドで取り組まなければならない。彼女は美しいボディの持ち主で、美しい女性だという事実を祝福したい」と語った。(c)Bang Showbiz/MODE PRESS