【9月29日 AFP】米ツイッター(Twitter)は28日、ロシア国営の国際テレビネットワークRTが昨年、米大統領選への干渉が目的だったと疑われる広告を2000件近く出稿していたと明らかにした。

 RTはロシア政府とつながりがある。ツイッターの声明によると、RTがこれらの広告の費用としてツイッターに支払った金額は合計で27万4000ドル(約3080万円)だったという。

 ツイッターはRTが出稿した問題の広告に関するデータについて議会の調査担当者らと共有したとしている。

 ロシアによる昨年の米大統領選干渉疑惑をめぐっては、既に米フェイスブック(Facebook)が、ロシアとつながりを持つ外国企業が米国内の政治的対立をあおる目的でフェイスブック上に広告を出稿し、米国の選挙関連法に違反していた可能性があると認めている。(c)AFP