【9月28日 CNS】都市生活と車の使い方の問題について考える「カーフリーデー」の22日、多くの企業がキャンペーンを行いエコなお出かけを勧めた。カーフリーデーは、フランスで行われた「車のない日」が発端で、毎年9月22日に公共交通機関や自転車、徒歩で移動し、排ガスを減らそうと呼びかけている。中国・浙江省(Zhejiang)杭州市(Hangzhou)では、アリペイ(Alipay)による乗車でバスの運賃を無料にしたほか、地下鉄の切符を買うと5割引になるキャンペーンを行った。バス運賃の無料キャンペーンは今年末まで、毎週金曜日に引き続き実施される。

 杭州バスグループが2016年8月、「506番」のバス路線でアリペイを導入して以降、杭州市全域の5000車両に導入されている。杭州地下鉄も全駅でアリペイを導入しており、毎日6万人近い杭州市民がアリペイで地下鉄を利用している。

 このほか、アリペイでバス運賃が無料になるキャンペーンが行われたのは武漢市(Wuhan)、青島市(Qingdao)、天津市(Tianjin)など。地下鉄運賃5割引のキャンペーンは広州市(Guangzhou)、上海市(Shanghai)、深セン市(Shenzhen)、蘇州市(Suzhou)、長沙市(Changsha)、西安市(Xi'an)、青島市、南寧市(Nanning)、成都市(Chengdu)、鄭州市(Zhengzhou)などで行われた。(c)CNS/JCM/AFPBB News