【9月27日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2017-18)は26日、グループリーグ第2節が各地で行われ、グループEのリバプール(Liverpool FC)はフィリペ・コウチーニョ・コレイア(Philippe Coutinho Correia)がゴールを決めたものの、スパルタク・モスクワ(Spartak Moscow)と1-1で引き分けた。

 前半31分にフェルナンド(Fernando Lucas Martins)の直接FKで先制を許したリバプールは、コウチーニョのゴールで同点に追いついたが勝利は遠く、2試合連続のドローに終わった。チャンピオンズリーグで7試合連続の未勝利はクラブ最長記録を更新する数字となり、チームはグループ首位のセビージャFC(Sevilla FC)を勝ち点2差で追っている。

 ユルゲン・クロップ(Jurgen Klopp)監督は「今のわれわれは世界一ラッキーなチームとはいえない。いろいろなことがうまくいかない。非常に守備的なチームを相手にチャンスを作ったが、多くの得点機を逃した。失点につながったFKもファウルではなかった」と嘆いた。

「チャンピオンズリーグのグループリーグで大切なのは、とにかく決勝トーナメントに進むこと。今のわれわれならそれができる。きょうも良い部分はたくさんあった」

 グループのもう1試合では、セビージャがウィサム・ベン・イェデル(Wissam Ben Yedder)のハットトリックでNKマリボル(NK Maribor)に3-0で勝利し、グループ首位に立った。

 ベン・イェデルは前半に11分間で2得点を稼ぐと、最後は後半38分のPKでハットトリックを達成した。

 セビージャのエドゥアルド・ベリッソ(Eduardo Berizzo)監督は、beINスポーツ(beIN Sports Spain)に対して「力強い勝利だった。ボールをうまく使い、良いタイミングで攻撃をスピードアップさせた。後半は深い位置に進入する回数も増え、堂々と勝利した」とコメントした。(c)AFP/Tom WILLIAMS