【9月26日 AFP】イングランド・プレミアリーグ、アーセナル(Arsenal)のアーセン・ベンゲル(Arsene Wenger)監督は25日、一週間で3試合の過密日程を組んだリーグを非難した。

 アーセナルはアレクサンドレ・ラカゼット(Alexandre Lacazette)が2得点の活躍をみせ、ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン(West Bromwich AlbionWBA)に2-0で勝利した。

 しかし、ベンゲル監督や選手に勝利の余韻に浸っている時間はなく、28日に行われるヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2017-18)のBATEボリソフ(BATE Borisov)戦に向け、チームはすでにベラルーシ行きの飛行機に乗っている。

 さらに10月1日にはホームでのブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC(Brighton & Hove Albion FC)戦が組まれているため、アーセナルにはBATE戦からの回復を図る猶予が48時間しか与えられていない。

 ベンゲル監督は、選手への影響を考慮せず、テレビ局の意向に沿った日程を組んだリーグに不満をあらわにしている。BATE戦でメンバーを落とすかと問われたベンゲル監督は、「決断はこれからだ。現時点で言いたいのは、われわれにとって残酷なスケジュールだということだ」と述べた。

「月曜日の夜にプレーし、木曜日にボリソロフ(Borisov)で、そして日曜日の朝にプレーする。われわれはそれを受け入れるしかないが、トップチームの選手に加え、若手をベンチに入れることになるだろう」

「プレミアリーグと話す必要はない。なぜならそれを決めるのはテレビ局なのだから」(c)AFP