中国、ねずみ講の摘発強化 若者3人の痛ましい死きっかけ
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■「人生を変えたい」という願いを食い物に
リ氏がCAPPAを設立したのは、10年以上前に自身がこうした組織にだまされて入会した経験がきっかけとなっている。
「中国のマルチ商法は、低コストで人生を変えたいと願う人々をターゲットにしている」(リ氏)
同国北部山西省(Shanxi)のヒ・リンクン(He Linkun)さん(23)の場合は、業者に従わなかったことにより悲劇的な最期を迎えることになった。警察によると、自身で新規会員を勧誘することを拒んだために「殴り殺された」という。この事件では3人が逮捕されている。
国内北部・天津(Tianjin)市の池からは、大学生リ・ウェンシン(Li Wenxing)さんの遺体が発見された。ウェンシンさんから「個人の自由」を奪ったと自白した5人が逮捕されたが、死因については現在も捜査が続いている。
同じく学生のチャン・チャオ(Zhang Chao)さんは、7月10日に天津市の別のねずみ講に入会。その3日後に熱中症になったため、組織のメンバーらはチャンさんを駅まで連れて行くことにした。しかし警察によると、メンバーらは体調が悪化したチャンさんを路上に放置。遺体は同月14日に発見され、過失致死容疑で3人が逮捕された。(c)AFP