ゴフィン躍動のベルギーが決勝へ、豪は14年ぶり悲願ならず デ杯
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【9月18日 AFP】男子テニス、国別対抗戦デビスカップ(Davis Cup 2017)は17日、ワールドグループ準決勝が各地で行われ、ベルギーが3勝2敗でオーストラリアを破り、フランスとの決勝へ駒を進めた。
最終日を後がない状況で迎えたベルギーは、世界ランキング77位のスティーブ・ダルシ(Steve Darcis)が6-4、7-5、6-2でジョーダン・トンプソン(Jordan Thompson)との最終ラバーを制し、14年ぶりの決勝進出を目指したオーストラリアを阻んだ。
直前の第4試合では、ダビド・ゴフィン(David Goffin)が6-7(4-7)、6-4、6-4、6-4でニック・キリオス(Nick Kyrgios)に逆転勝ちを収め、初日に続きシングルスで2連勝を飾っていた。
デビスカップで通算28回にわたり栄冠に輝いた実績を誇るも、最後に優勝したのは2003年となっているオーストラリアのキリオスは、「あのようなプレーをするときのダビドは、世界最高の選手の一人だ。きょうは単純に彼が良すぎた」とゴフィンをたたえた。
一方、試合を通して20本のエースに加え、39本のウイナーを放った世界12位のゴフィン本人も「これまでのデビスカップでベストの試合だったと思うし、サーブもキャリアを通して最高だったと思う」と自身は絶好調だったと認めた。
2015年大会準優勝のベルギーは、11月24日から26日にかけて行われる決勝で、セルビアに3勝1敗で勝利したフランスと敵地で激突する。(c)AFP/Dave JAMES