【9月12日 AFP】女子テニスの最新世界ランキングが11日に発表され、ガルビネ・ムグルサ(Garbine Muguruza、スペイン)が正式に自身初の王座に就いた。また、全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2017)を制したスローン・スティーブンズ(Sloane Stephens、米国)はトップ20復帰を果たしている。

 ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2017)覇者のムグルサは、前女王のカロリーナ・プリスコバ(Karolina Pliskova、チェコ)が全米準々決勝でココ・バンダウェイ(Coco Vandeweghe、米国)に敗れたことで、同選手を抜いて頂点に立った。

 一方、けがで長期にわたって実戦から遠ざかり、6週間前には世界957位まで落ち込んでいたスティーブンズは、フラッシング・メドウズ(Flushing Meadows)でのタイトルで前週から順位を66上げて17位まで上昇した。

 9日に行われた全米オープン決勝でスティーブンズに3-6、0-6で苦杯をなめたマディソン・キーズ(Madison Keys、米国)は、4ランクアップの12位。四大大会(グランドスラム)通算7勝で37歳のヴィーナス・ウィリアムス(Venus Williams、米国)は、2011年1月以来となるトップ5に復帰している。

 全米オープン期間中に第1子を出産したヴィーナスの妹のセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)は、6年ぶりにトップ20から陥落。また、ドーピング違反による出場停止処分後では初のグランドスラム出場となった同大会で16強に入ったマリア・シャラポワ(Maria Sharapova、ロシア)は、トップ100復帰に接近している。

 最新のWTAランキングは以下の通り。

1位:ガルビネ・ムグルサ/6030ポイント

2位:シモナ・ハレプ(Simona Halep、ルーマニア)/5965ポイント

3位:エリナ・スビトリーナ(Elina Svitolina、ウクライナ)/5640ポイント

4位:カロリーナ・プリスコバ/5520ポイント

5位:ヴィーナス・ウィリアムス/4756ポイント

6位:キャロライン・ウォズニアッキ(Caroline Wozniacki、デンマーク)/4640ポイント

7位:ジョアンナ・コンタ(Johanna Konta、英国)/4520ポイント

8位:スベトラナ・クズネツォワ(Svetlana Kuznetsova、ロシア)/4410ポイント

9位:ドミニカ・チブルコバ(Dominika Cibulkova、スロバキア)/3770ポイント

10位:エレナ・オスタペンコ(Jelena Ostapenko、ラトビア)/3502ポイント

17位:スローン・スティーブンズ/2711ポイント

22位:セレーナ・ウィリアムス/2030ポイント

103位:マリア・シャラポワ/605ポイント

(c)AFP