マレー、今季残り全休が濃厚に 長引く臀部のけがで
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【9月7日 AFP】男子テニス、世界ランキング2位のアンディ・マレー(Andy Murray、英国)が6日、現在行われている全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2017)を欠場する原因となった左臀部(でんぶ)の負傷が治らず、今季の残りの全大会を欠場することが濃厚になった。
先月、世界ランキング1位の座をラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)に明け渡したマレーは、スタン・ワウリンカ(Stan Wawrinka、スイス)にフルセットで敗れた6月の全仏オープンテニス(French Open 2017)準決勝以降、同箇所の問題に悩まされている。
四大大会(グランドスラム)通算3勝のマレーは自身のフェイスブック(Facebook)に、「残念ながら、予定していた北京(Beijing)と上海(Shanghai)の大会に出場できない。そして今季の最後を締めくくるウィーン(Vienna)とパリ(Paris)での2大会にも、ここ数か月悩まされている臀部のけがで出場できそうにない」と投稿している。
さらにマレーは「自分のサポートチームとともに、複数の優秀な専門家と相談した結果、自分の将来を長期的に考え、これが最良の決断だと決定した」「今季は悔しい年となったが、長期休養とリハビリ後には再びベストな状態に回復し、来季にはまたグランドスラムのタイトルを争えると確信している」「2018年は全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2018)の前哨戦としてブリスベン(Brisbane)の大会から復帰する」としている。
一方でマレーは、英グラスゴー(Glasgow)で年内に行われるロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)とのチャリティーマッチを楽しみにしていると語った。(c)AFP