【9月6日 AFP】2018年サッカーW杯ロシア大会(2018 World Cup)北中米カリブ海最終予選は5日、各地で行われ、米国はボビー・ウッド(Bobby Wood)が終盤に同点ゴールを決め、ホンジュラスと1-1の引き分けに持ち込んだ。

 暑さの厳しい敵地オリンピコ・メトロポリターノ(Olimpico Metropolitano)での一戦に臨んだ米国は、後半28分に投入されたウッドがそのわずか12分後に同点ゴールを押し込んでチームを救った。これで米国は、自力で予選突破を決められる状態を保った。ホームでのパナマ戦、アウェーでのトリニダード・トバゴ戦と続く10月の2試合に連勝すれば、米国は本大会行きを決めることができる。

 米国のブルース・アリーナ(Bruce Arena)監督は試合後、「米国代表にとって大きな勝ち点1だ。チームを心から誇りに思う」と話すと、最初から引き分け狙いで臨んだわけではないと強調し、ロシアまでの道のりはこの先もまったく平坦ではないと続けた。

「1ポイントのためにここへ来たわけではない。1点を先行され、追いつかなくてはならなかった。チームはこの1ポイントにふさわしい。われわれはまだ、ロシアへのドアが開くところまでも到達していない。やらなくてはならないことがたくさんある」

 他会場では、パナマが3-0でトリニダード・トバゴを下し、W杯に確実に出場できる3位に浮上した。(c)AFP