19歳ルブレフがゴフィン撃破、「真の王者」ナダルとの準々決勝へ 全米OP
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【9月5日 AFP】全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2017)は4日、男子シングルス4回戦が行われ、19歳の新鋭アンドレイ・ルブレフ(Andrey Rublev、ロシア)は7-5、7-6(7-5)、6-3で大会第9シードのダビド・ゴフィン(David Goffin、ベルギー)を破り、自身初の四大大会(グランドスラム)準々決勝へ駒を進めた。
2001年のアンディ・ロディック(Andy Roddick)氏以来となる年少記録でベスト8入りを決めた世界ランキング53位のルブレフは、6月に初めてトップ100に入って以降、ここ17戦13勝と勢いに乗っている。
ラッキールーザーとして出場した7月のクロアチア・オープン(Croatia Open Umag 2017)で優勝し、一時トップ50入りを果たしたルブレフは次戦、準決勝進出をかけて第1シードのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)と激突する。
世界ランキング1位のナダルとの対戦についてルブレフは「ラファは真の王者。自分のベストが出せるように頑張る。僕に失うものはない」とコメント。一方、敗れたゴフィンは左膝のけがに苦しみ、試合後には「きょう勝つのは不可能だった」と話している。
現在31歳のナダルは同日、アレクサンドル・ドルゴポロフ(Alexandr Dolgopolov、ウクライナ)を6-2、6-4、6-1のストレートで下し、自身7度目の準々決勝進出を決めている。(c)AFP/Dave JAMES