【9月7日 AFP】サウジアラビア政府は先月末、発電能力が400メガワット規模の風力発電所プロジェクトに向け、25企業に対し入札への参加を募った。世界最大の石油輸出国であるサウジアラビアはエネルギー源の多様化を目指し、再生可能エネルギーの導入を推し進めている。

 石油依存からの脱却を目指すサウジアラビア政府の改革案の一環として、北部ジャウフ(Al-Jouf)州に建設予定の風力発電所は、同国初の実用規模の風力発電所となる。サウジアラビアは、2023年までに再生可能エネルギーによる発電量を9.5ギガワットにするとの目標を設定している。

 エネルギー産業鉱物資源省は、仏電力大手フランス電力(EDF)の子会社EDFエナジー・ヌーべルス(EDF Energies Nouvelles)、米電機大手ゼネラル・エレクトリック(GE)、独電機・金融大手シーメンス(Siemens)、韓国電力公社(Kepco)など、条件を満たす25の企業からの入札を募った。入札は2018年1月に締め切られる予定。

 ハリド・ファリア(Khalid al-Falih)エネルギー産業鉱物資源相は「サウジアラビアのエネルギーミックスを多様化し、サウジアラビアとその国民に恩恵を与えるより持続可能でクリーンなエネルギーシステムをつくりあげるため前進している」と述べている。

 ジャウフ州では他にも、300メガワット規模の太陽光発電施設の建設が計画されている。(c)AFP