【9月7日 CNS】中国・四川省(Sichuan)瓦屋(Wawu)山自然保護区管理局によると、森林巡回員の村民が8月28日、瓦屋・団宝山の一地区で、野生のジャイアントパンダの撮影に成功した。

 同局の楊春(Yang Chun)局長は、CNSの取材に対し、「1枚目は木の上で寝ている写真、もう1枚は村民に気付いて逃げ出した写真」と話した。現在、瓦屋山ではタケノコの季節で、ジャイアントパンダがタケノコを食べるためにやってきたのだろう、と説明した。

 瓦屋山自然保護区は四川省西縁大相峰東南麓に位置し、現在、大相峰山系で唯一のジャイアントパンダ自然保護区だ。主に、ジャイアントパンダと森林の生態系の保護を行っている。同区には国家重要保護動物が計43種、植物が3500種生息し、「動植物の博物館」と称えられている。(c)CNS/JCM/AFPBB News