【9月7日 CNS】中国・西安(Xian)秦始皇帝陵博物院で、「留住色彩(色彩を残す)──陶質彩絵文物保護成果展」が開かれている。展示を通じて、近年の陶彩絵文化財の保護活動の成果と、国民の文化財保護の意識を高めるのがねらい。

 先秦時代(紀元前21世紀~紀元前221年)から元時代(1271年~1368年)までの計121組の陶製の彩色文化財などが展示されている。

 秦始皇帝陵博物院の説明によると、長年の苦労と困難を経て、兵馬俑(Terracotta Warriors)の古人桶からは「中国藍」「中国紫」が初めて出土し、人工的に作られた藍色だとわかったという。(c)CNS/JCM/AFPBB News