【9月1日 AFP】男子ゴルフ、メジャー通算14勝を誇るタイガー・ウッズ(Tiger Woods、米国)が31日、ツアー復帰に向けて医師からクラブを振ることにゴーサインが出たと明らかにした。

 現在41歳のウッズは同日、医師から練習許可を与えられたとして、ピッチングウエッジでボールを打つ動画を自身のツイッター(Twitter)に投稿し、「(ドクターが)ピッチングの練習を開始することにオーケーしてくれた」とつづった。

 今年2月に腰の痛みで途中棄権した欧州ツアーのドバイ・デザート・クラシック(Omega Dubai Desert Classic 2017)を最後にプレーから遠ざかっているウッズは、同4月には自身4回目となる腰の手術に踏み切った。それ以降は復帰に意欲をみせていたものの、具体的な予定は決まっていない。

 ウッズは今年5月、米フロリダ(Florida)州の自宅近郊で飲酒または薬物を使用した上で車を運転したとして逮捕された。その後の薬物検査では、逮捕当時に複数の処方薬を摂取していたことが判明していた。

 PGAツアーで通算79勝を記録しているウッズだが、メジャー大会を制したのは、ロッコ・メディエイト(Rocco Mediate)との19ホールに及ぶプレーオフを制した2008年の全米オープン選手権(2008 US Open Championship)が最後となっている。(c)AFP