【8月31日 AFP】全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2017)は30日、男子シングルス2回戦が行われ、カナダのデニス・シャポバロフ(Denis Shapovalov)は、過去10年の同大会で最年少の3回戦進出を決めた。試合後には、主審の目にボールを打ち込み失格処分となった国別対抗戦デビスカップ(Davis Cup 2017)の経験が躍進の一因になっていると明かした。

 今大会は予選から勝ち上がった18歳のシャポバロフは同日、大会第8シードのジョーウィルフライ・ツォンガ(Jo-Wilfried Tsonga、フランス)を6-4、6-4、7-6(7-3)で撃破。ロジャーズ・カップ(Rogers Cup 2017)でラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)を破った勢いをそのままに、次戦は英国のカイル・エドモンド(Kyle Edmund)と激突する。

 しかしながら、ベスト16入りをかけて顔を合わせるエドモンドは、くしくも2月のデビスカップでアルノー・ガバ(Arnaud Gabas)主審にボールを打ち込み、失格となったときの対戦相手であり、シャポバロフにとっては苦い記憶が呼び起こされることになる。

 シャポバロフは問題の試合後、意図的な行為ではなかったものの、7000ドル(約80万円)の罰金を科されている。幸い主審も重傷を免れたが、シャパバロフは失格となり、同カードは英国が制した。

 現在世界ランキング69位のシャポバロフ本人は、物議を醸した当時のアクシデントが、現在しかるべき形でヘッドラインを飾るのに役に立っているという。

「あの時のことには本当に真摯(しんし)に向き合っている。それが成熟する上で助けになっている」

「自分のしてしまった行為には謝罪を続ける。今後も付き合っていかなければならないものだから。ただ同時にそれは過去のものでもあり、今の僕は別人で異なる選手だ。だからまったく新しい試合になるだろう」 (c)AFP