窮地のベンゲル監督、移籍市場終了目前で主力流出の危機
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■痛手を減らすので精いっぱい
彼らが退団する事態に備えて、ベンゲル監督は最後の買い漁りに走ろうとしており、WBAのDFジョニー・エヴァンズ(Jonny Evans)やパリ・サンジェルマン(Paris Saint-Germain、PSG)のサイドアタッカー、ユリアン・ドラクスラー(Julian Draxler)らに狙いを定めているといわれる。
わずか3か月前のFAカップ(FA Cup 2016-17)戴冠を復活ののろしにしたかったベンゲル監督だが、こうした混乱状態が現在の苦境を示している。ストーク・シティ(Stoke City)戦での失意の敗戦からわずか1週間後、敵地アンフィールド(Anfield)で力なく屈服したことで、指揮官が以前から修復できずにいるチームの欠陥が再び露呈している。
イングランド・プレミアリーグのタイトルから13年連続で見放され、昨季5位で今季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2017-18)出場権も持たないとあって、アーセナルにはもはやトップレベルのスター選手を引き付けるブランド力は備わっていない。クラブとの契約を2年延長したベンゲル監督は、選手流出の痛手をできる限り少なくする方法を考えるので精いっぱいのようにみえる。
アーセナルを栄光に導いたイアン・ライト(Ian Wright)氏にとっては、そうした光景はもはやがまんならないようで、自身のかつての上司も身を引く時が来たと主張している。
ライト氏は英BBCで「いったいどこから始めるべきか。山ほどの問題が、再びアーセン・ベンゲルの前に降りかかっている。まだ3試合を終えただけだというのに、われわれはまさしく危機的な状況に立たされている」とコメント。
「出ていくべきだと思うかって?出ていってほしいと思うよ。理由は単純で、今のもろもろの状況で、アーセン・ベンゲルが選手のモチベーションを高められるとは思えないからだ。3試合しかしていないのに、状況はすでに完全な悪夢だ」 (c)AFP/Steven GRIFFITHS