【8月27日 AFP】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)に参戦するフェラーリ(Ferrari)は26日、セバスチャン・ベッテル(Sebastian Vettel)と2020年まで3年間の契約延長を結んだと発表した。

 フェラーリは声明で、4度の総合優勝を果たしているベッテルの去就に関する臆測に終止符を打った。30歳のベッテルはメルセデスAMG(Mercedes AMG)に加入する可能性もあると広くうわさされていたが、これはライバルでもあるメルセデスのルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)に否定されていた。

 フェラーリは通常では、母国グランプリであるイタリアGP(Italian Grand Prix 2017)でドライバーに関する発表を行うため、この声明はパドック関係者に小さな驚きをもたらしている。

 フェラーリはキミ・ライコネン(Kimi Raikkonen)との契約を2018年まで延長しているが、その後はまだ19歳のマックス・フェルスタッペン(Max Verstappen)やその他の若手ドライバーが、2019シーズンにはベッテルのパートナーを務めることになる可能性もある。(c)AFP