回族の伝統の味を守り、新しい味を追求する「馬家焼売」6代目
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【8月30日 CNS】中国・瀋陽市(Shenyang)にある「馬家焼売」は200年以上の歴史を誇り、瀋陽独特の風味を持つ回族伝統の焼売で知られる。「馬家焼売」6代目伝承人・田雨森さん(Tian Yusen)がこの歴史ある技術を継承している。先代・馬继庭(Ma Jiting)の大弟子で、国家高級麺点師と遼寧省(Liaoning)烹飪大工匠(調理の巨匠)の称号を持つ。
田さんは1979年、父の仕事を継いで「馬家焼売」で働き始めた。5年後、正式に5代目伝承人である馬继庭の門下で、伝統の焼売技術を学び始めた。
当時20歳だった青年は、今では50歳を過ぎた。田さんは、その昔少数民族のお祝いのご馳走だった焼売が、誰からも愛されるファーストフードになる全過程をその目で見届けてきた。
5代目の馬継庭師匠の下「先做人(まずは人として正しく)、后做厨徳(それから正しい料理人を目指せ)」、「百金買名、千金買誉(名誉はお金よりも貴重)」という教えをずっと貫きながら、焼売のレシピや作り方、その独特な技をすべて継承した。そして常に新しい味を研究し、「馬家焼売」の伝統の風味を守りつつ、さらに良いものにしようと努めてきた。
古くからの客が求めている、馬家焼売の「中身が多くて皮が薄く、ジューシーで、味が良い」という特徴を守りつつ、さらにたくさんの客に楽しんでもらえるよう新商品を開発し、その誘惑と魅力で客の心をつかんできた。200年の歴史を持つ「馬家焼売」は、中国商務部から「中華老舗」の認定を受け、瀋陽の無形文化遺産となっている。(c)CNS/JCM/AFPBB News