広西省横県「中国ジャスミンの郷」 関連商品の開発進む
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横県の人たちはさらに、ジャスミンと食品加工を組み合わせることで、ジャスミンの香りを多くの人たちに「食べてもらいたい」と考えている。2014年に故郷に戻り起業した雷廷溢(Lei Tingyi)氏は、現地では初となるジャスミンの食品生産会社を創業した。彼はこのために台湾でお菓子製造の技術を学び、2年ほど模索しながら、ジャスミンケーキを開発した。その結果、「茉莉核桃酥(ジャスミン風味の胡桃パイ)」や「茉莉鮮花餅(ジャスミンの花びら入りのお菓子)」などのシリーズ商品の開発に成功し、2016年の8月に市場で販売されてから現在まで、売上額は800万元(約1億3000万円)を突破した。
また現在、「ジャスミンの郷」をテーマにした旅行商品も横県で盛んになり始めている。横県の人から「ジャスミン仙女」と呼ばれている梁巧恩(Liang Qiaoen)さんが経営する喫茶店に記者が立ち寄った際には、ジャスミンの香り袋、枕、アイマスク、マウスパッドなど各種お土産品や生活用品に魅了された。梁さんは、ジャスミンをテーマにした商品のオーダーメイドサービスを展開するとともに、横県の大規模なのeコマース創業グループの力を借りて市場を開拓し、すでに世界各地からの注文を得ている。
ジャスミン商品の売れ行きが好調になるにつれて、ジャスミンはすでに横県農民にとっての幸福と富の花となっている。横県委員会の唐小若(Tang Xiaoruo)書記の紹介によると、横県では33万人がジャスミンの栽培に携わっており、栽培面積は約6600ヘクタールに達し、年間生産量は8万トン。生産量は中国全体のジャスミン総生産量の80%、世界的にみても60%を占め、すでに世界最大のジャスミン生産加工基地になっている。
現在、広西チワン族自治区横県のジャスミンとジャスミン茶は中国と欧州連合(EU)加盟国双方に認可された地理的表示として登録され、ロシア、欧米諸国、日韓、東南アジアに好調な売れ行きを見せている。(c)CNS/JCM/AFPBB News
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