【8月19日 AFP】ケニアで8日に行われた大統領選で敗北した野党連合「国民スーパー連合(National Super AllianceNASA)」は18日深夜、不正があったとして最高裁に異議を申し立て、再投票を求めた。

 現職のウフル・ケニヤッタ(Uhuru Kenyatta)大統領が得票率54%で勝利したが、NASAは「票の集計の記録から、送信、照合、結果の確認に至るまですべてのプロセスが不正だらけで、まったく意味のない結果だ」とする声明を発表した。

 野党連合の候補者だったライラ・オディンガ(Raila Odinga)氏は選挙結果を否定し、3回連続で不正によって敗北したと主張していた。最高裁の7人の判事は今後2週間、NASAの他ケニヤッタ氏の与党や独立選挙委員会の主張を検討する。(c)AFP