【8月18日 AFP】アフリカ南西部アンゴラのジョゼ・エドゥアルド・ドスサントス(Jose Eduardo dos Santos)大統領(73)は4日、今月末の退任を前に同国史上最大となる水力発電ダムの開所式に臨んだ。

 操業を開始したのは、クワンザ(Kwanza)川流域に建設されたラウカ(Lauca)水力発電ダム。発電容量は2070メガワットで、主要産油国の一つである同国の停電解消が期待されている。

 ブラジルの建設大手オデブレヒト(Odebrecht)によって総工費43億ドル(約4700億円、推定)で建設されたこのダムは、アフリカ大陸全体でも最大規模となる。

 クワンザ同川流域のダムとしては3番目で、4日には6つのタービンのうち2つが稼働。年内にフル稼働する。(c)AFP