【8月16日 AFP】女子テニスのセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)が、自身の妊娠から「新たなパワー」を養ったとして、連覇がかかる来年1月の全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2018)へ向けた準備を進めていると明かした。

 母親になることやボディーイメージなど、多岐にわたる話題に触れた米ヴォーグ(Vogue)誌とのインタビューの中でセレーナは、オーストラリア・メルボルン(Melbourne)で開催される同大会に出場する目標を立てたと語った。

 来月に第1子出産を予定している36歳のセレーナは「最高にとっぴな計画」と前置きしたうえで、「とにかくやってみたい。出産から3か月くらいでしょ。後ずさりなんてしていないけど、常軌を逸しているとは思う」と話した。

 妊娠中に出場した今年1月の全豪オープンで四大大会(グランドスラム)通算23個目のタイトルを獲得したセレーナは現在、マーガレット・コート(Margaret Court)氏が誇る歴代最多記録まであと1勝に迫っている。

 姉ヴィーナス(Venus Williams、米国)が戦ったウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2017)決勝など、産前休暇中もテニスの試合を観戦しているというセレーナは「マーガレットに並ぶチャンスがあるのに出ない手はない。むしろ、妊娠が私に新たなパワーを与えてくれたの」と続けた。 (c)AFP