【8月9日 AFP】米国男子ゴルフツアー(US PGA Tour)と全米プロゴルフ協会(PGA of America)は8日、現在メジャー最終戦として行われている全米プロゴルフ選手権(PGA Championship)の日程を5月に変更することを正式に発表。ダスティン・ジョンソン(Dustin Johnson、米国)やロリー・マキロイ(Rory McIlroy、北アイルランド)からは歓迎の声が上がった。

 今季は今月10日からノースカロライナ(North Carolina)州シャーロット(Charlotte)のクウェイルホロー・クラブ(Quail Hollow Club)で行われる全米プロは、ベスページステートパーク・ブラックコース(Bethpage State Park Black Course)で開催される2019年大会から5月に前倒しされることが決まった。

 これを受けてメジャー通算4勝のマキロイは「ゴルフのスケジュールにとって素晴らしいこと。選手の立場から言えば、5月に全米プロが行われるのは本当にうれしい」とした上で、「この件については最初に耳にしたときから絶対的に賛成だった。きょうの発表は、ロッカールームにいる多くの選手から大きく受け入れられたと思う」と喜んだ。

 新たなスケジュールでは、3月にザ・プレーヤーズ選手権(The Players Championship)、4月にマスターズ・トーナメント(The Masters Tournament)、5月に全米プロ、6月に全米オープン選手権(US Open Championship)、7月には全英オープン(The Open Championship)と3月から7月にかけてはビッグトーナメントが毎月行われることになる。

 マキロイは「もちろんまだ数年先の話ではあるが、このようなスケジュールでプレーするのはわくわくする。とにかく流れが良くなるんだ」と語った。