【8月9日 AFP】第16回世界陸上ロンドン大会(16th IAAF World Championships in Athletics London)は8日、各種目決勝が行われ、男子800メートルはフランスのピエール・アンブロワーズ・ボス(Pierre-Ambroise Bosse)が1分44秒67で優勝を飾った。

 昨年のリオデジャネイロ五輪では惜しくも4位に終わっていた25歳のボスは、残り150メートルとなったところで一気にスパートを仕掛けると、そこからアダム・クチョット(Adam Kszczot、ポーランド)と優勝候補と目されていたキピエゴン・ベット(Kipyegon Bett、ケニア)を抜き去り、最後まで逃げ切った。

 クチョットを1分44秒95の銀メダル、ベットを1分45秒21の銅メダルに抑えたボスは「俺はギャンブラー。カジノに行くのは大好きだ」とすると、「きょうも賭けに出た。全部赤に賭けたのさ。この前の欧州選手権でもそうしたようにね」と語った。

 男子棒高跳びでは、米国のサム・ケンドリックス(Sam Kendricks)が5メートル95を記録し、両親とガールフレンドが見守る中で金メダルを獲得。銀メダルはポーランドのピオトル・リセク(Piotr Lisek)が手にした。

 一方、ロンドン五輪金メダリストのルノー・ラビレニ(Renaud Lavillenie、フランス)は、同五輪と同じ舞台となったロンドン・スタジアム(London Stadium)で3位に終わり、悲願だった世界陸上のタイトル獲得はならなかった。

 男子3000メートル障害はケニアのセスラス・キプルト(Conseslus Kipruto)が8分14秒12で制し、同種目における母国の強さを証明。モロッコのソフィアン・エルバカリ(Soufiane Elbakkali)が2位、米国のエバン・ジャガー(Evan Jager)が3位に続いた。

 女子やり投げでは、世界記録保持者のバルボラ・スポタコバ(Barbora Spotakova、チェコ)が世界陸上で2個目の金メダルを獲得。五輪でも2度表彰台の頂点に立っている36歳は、66メートル76を投げた。(c)AFP/Pirate IRWIN