【8月8日 AFP】男子テニスのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)が、今週開催のロジャーズ・カップ(Rogers Cup 2017)では、期待がかかる世界ランキング1位復帰の可能性ではなく、目の前の敵に集中すると語った。

 カナダ・モントリオール(Montreal)で行われる今大会で準決勝に進出すれば、アンディ・マレー(Andy Murray、英国)から王座奪取となるナダルは、世界1位の称号について「それについては考えもしない」とすると、「とにかく正しい準備をする。それだけだ」と語った。「シーズン前半のようなプレーを続けたいと思っている。もしそれができれば、(世界1位奪取が)実現する可能性も十分にあると思う」

 通算4度目の優勝を目指す今大会に第1シードとして臨むナダルは、初戦となる9日の2回戦でボルナ・チョリッチ(Borna Coric、クロアチア)とミハイル・ユーズニー(Mikhail Youzhny、ロシア)の勝者と対戦する。

 順当に勝ち上がると、3回戦ではファン・マルティン・デルポトロ(Juan Martin Del Potro、アルゼンチン)と激突する可能性がある。2009年大会準優勝のデルポトロは、7日に行われた1回戦で米国のジョン・イズナー(John Isner)を7-5、7-5で下している。

 全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2017)に向けた重要な前哨戦と位置づけられる今大会では、マレーのほか、ともに故障で今季終了を表明したノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)とスタン・ワウリンカ(Stan Wawrinka、スイス)も欠場している。

 一方、ウィンブルドンでグランドスラム通算19勝目を挙げたロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)は、ナダルと同じく9日から登場する予定となっている。(c)AFP