【8月5日 AFP】男子テニス、世界ランキング4位のスタン・ワウリンカ(Stan Wawrinka、スイス)が4日、膝に手術を受けることを決断し、連覇を目指していた全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2017)を含む今シーズン残る全大会を欠場すると発表した。

 すでにロジャーズ・カップ(Rogers Cup 2017)とウェスタン&サザンオープン(Western and Southern Open 2017)の欠場を発表していた四大大会(グランドスラム)通算3勝のワウリンカは、ノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)に続き、今季絶望になることが決まった。

 ワウリンカは自身のフェイスブック(Facebook)で「今後何年もトップレベルでプレーするためには、これが唯一の解決策だった」、「もちろん非常に残念ではあるが、すでに前を向いているし、回復への計画を立てている」と述べた。

「このスポーツが大好きだし、トップレベルに戻り、あと何年もプレーできるようハードワークに努める。2018年にまたお会いましょう!」

 現在32歳のワウリンカは前日、ダニール・メドベージェフ(Daniil Medvedev、ロシア)に敗れた先月のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2017)1回戦で治療を必要とした左膝の故障が今も完治していないと明かしていた。(c)AFP