【7月30日 AFP】ナイジェリア北東部ボルノ(Borno)州マグメリ(Magumeri)付近で今月25日に発生したイスラム過激派組織ボコ・ハラム(Boko Haram)による石油探査チーム襲撃事件で、死者が少なくとも69人に達したことが分かった。事件ではほかにも男性3人がボコ・ハラムに拉致されており、救出を求める3人の動画が公開された。

 事件後に遺体収容作業に携わった援助機関職員は、報道機関に話すことを許可されていないため匿名にすることを条件に、「これまでに分かった死者数は69人だ」とAFPに語った。

 また死者のうち19人が兵士、33人が民兵、17 人が民間人であり、「最後の遺体は28日、襲撃現場から数キロ離れた隣接するヨベ(Yobe)州ゲイダム(Geidam)の茂みで発見された」「(発見された遺体は)銃で撃たれた傷が数か所あったほか、被害者が長い距離を歩いた後に死亡したことを示していた。このような被害者の遺体がほかにも茂みに放置されている可能性がある」と明らかにした。

 しかし、今回の襲撃事件における救助活動を知る関係者は死者数を「70人かそれ以上」とし、被害者全員が特定されたかは明らかでないと述べた。

 今回の襲撃事件では、ナイジェリア国営石油公社(NNPC)の職員が被害に遭った。新たな犠牲者のニュースが伝えられるのに先立ち、ボコ・ハラムは拉致された男性3人を撮影した4分間の動画を公開。3人は動画の中で、自分たちはマイドゥグリ大学(University of Maiduguri)の職員で、チャド盆地で商業的採掘が可能な量の石油探査を行っていたNNPCチームのメンバーだと語った。