【7月23日 AFP】北中米カリブ海サッカー連盟ゴールドカップ(CONCACAF Gold Cup 2017)で、エルサルバドルの選手2人が対戦相手の米国の選手にかみつくなどの「反スポーツマン的」行為を犯し、出場停止処分を受けたことがわかった。

 事件は両国が対戦したゴールドカップ準々決勝で起こり、エルサルバドルのエンリ・ロメロ(Henry Romero)は米国のジョジー・アルティドール(Jozy Altidore)に後ろからかみつくと、さらに乳首をつかんでつねったという。

 また、米メジャーリーグサッカー(MLS)のサンノゼ・アースクエイクス(San Jose Earthquakes)に所属するダルウィン・セレン(Darwin Ceren)も、同じ試合で相手のオマール・ゴンザレス(Omar Gonzalez)にかみついた。試合は米国が2-0で勝利した。

 事件を受けて、CONCACAFの規律委員会は、コスタリカ対米国の準決勝が始まる直前に裁定を発表し、ロメロに6試合、セレンに3試合の出場停止処分を科した。

 CONCACAFは事件の詳細について明かしていないが、出場停止は公式戦にのみ適用されると話している。2018年のW杯ロシア大会(2018 World Cup)に向けた地区予選では、エルサルバドルはすでに敗退している。(c)AFP