【7月21日 AFPBB News】 原宿の “カワイイ文化”をけん引するアーティスト、増田セバスチャン(Sebastian Masuda)による、国内初のインスタレーション展「ポイントリズムワールド(Point-Rhythm World)-モネの小宇宙-」が21日、東京都中央区のポーラ・ミュージアム・アネックス(Pola Museum Annex)で始まった。フランスの画家、クロード・モネ(Claude Monet)の「睡蓮の池」をモチーフに作り上げた独特の世界を展示している。

 増田は、半年かけて、布や毛糸、ビーズ、おもちゃなど様々な素材を約2トン分集め、モネの点描画法をもとにアクリルパネルの上に配置。近くで見ると、人形の洋服や靴、スーパーボールがちりばめられていることがわかり、小さな発見が来場者を飽きさせない。

 女性歌手きゃりーぱみゅぱみゅ(Kyary Pamyu Pamyu)の演出やアパレルショップ、カフェなどのプロデューサーとして知られる増田は「カワイイは、自分の心から好きな物を集めた小宇宙。100万人いたら100万通りの表現がある」と話している。展示は9月3日まで。(c)AFPBB News