「ジバンシィ」クレア・ワイト・ケラーによる初キャンペーン、主役は猫?
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【7月19日 MODE PRESS WATCH】仏オートクチュールメゾン「ジバンシィ(Givenchy)」の新アーティスティック・ディレクターに就任したクレア・ワイト・ケラー(Clare Waight Keller)が初のティザーキャンペーンを発表。「進化と魅惑(Transformation Seduction)」をテーマに写真家のスティーブン・マイゼル(Steven Meisel)が撮りおろした。
ミステリアスなオーラに包まれたモノトーンのビジュアルは、ニューヨークにある個人宅で撮影され、モデルにはクレアのビジョンを体現するニューフェイスが起用された。モデルのサフロン・ヴァダー(Saffron Vadher)とミーガン・ロシェ(Meghan Roche) はレースのTシャツで猫を抱きかかえ、エリアス・ブレマー(Elias Bouremah)とコルトン・ボゥエン(Kolton Bowen)はタキシードパンツとゴールドのジュエリーを身に着け、猫と共にくつろいでいる。
メゾンのアーカイブを探求する中で、創業者ユベール・ド・ジバンシィ(Hubert de Givenchy)の動物への深い愛情を再認識したクレアは、1953年に登場した猫のシルクプリントにインスパイアされ、今回のキャンペーンに猫を登場させたという。
「猫のような空気をまとった女性は美しいと思う。少し人見知りに見えるかもしれないが、穏やかな物腰に反して力強い真っ直ぐな目を持ち合わせている。非常に魅惑的で、誰もが彼女に会いたくなり近づきたくなり、そしてどんどん魅せられていく。これこそが『ジバンシィ』が進化し続けてきたメタファーであり、このモダンな雰囲気と表現をキャンペーンに表したいと思っていた」とクレア。
なお同キャンペーンは、クレアによる初のコレクション発表に先駆け、世界中のメディアで展開される。デビューコレクションは、18年春夏パリファッションウィーク期間中の10月1日に開催を予定しており、メンズ・ウィメンズの両コレクションが発表される。
■関連情報
・ジバンシィ 公式HP:www.givenchy.com
(c)MODE PRESS