コンタが3時間超の死闘制す、惜敗ヴェキッチは涙 ウィンブルドン
このニュースをシェア
【7月6日 AFP】テニス、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2017)は5日、女子シングルス2回戦が行われ、大会第6シードのジョアンナ・コンタ(Johanna Konta、英国)は7-6(7-4)、4-6、10-8でドナ・ヴェキッチ(Donna Vekic、クロアチア)を下し、自身初の3回戦へ駒を進めた。
うだるような暑さの中行われたセンターコートでの一戦を3時間10分で制したコンタは次戦、4回戦進出をかけてギリシャのマリア・サッカリ(Maria Sakkari)と顔を合わせる。また、同胞のヘザー・ワトソン(Heather Watson)も同日に勝利を収め、英国女子選手が2人同時にウィンブルドンで3回戦進出を決めたのは、1986年以来のこととなった。
一方、男子世界ランク3位でボーイフレンドのスタン・ワウリンカ(Stan Wawrinka、スイス)が応援に駆け付けた中、惜しくも敗れたヴェキッチは、最終セット第17ゲームでブレークポイントのチャンスをものにできず、敗退が決まると涙を流した。
先月開催されたノッティンガム・オープン(Aegon Open Nottingham 2017)決勝では、21歳のヴェキッチに苦杯をなめていたコンタは試合後、「まだ実感がない。勝ち切ることができたのは非常に幸運だったと感じる」と話した。(c)AFP