【7月6日 CNS】成都ジャイアントパンダ育成基地(Chengdu Research Base of Giant Panda)の雌のジャイアントパンダの「成大(Chengda)」が6月27日、午後10時57分と同11時35分に前後して2匹の赤ちゃんパンダを出産した。先に生まれた「お姉さん」の体重は128.2グラム、後に生まれた「弟」の体重は160グラムで、母子ともに健康という。

 同基地では今年初めての、「龍鳳胎」(男女の双子が生まれたときの呼称)の赤ちゃんである。

 成大は6月5日に食欲が落ち始め、毎日笹を少しだけ食べていたがリンゴは食べず、その間は穀物の蒸しパンをずっと食べていた。同27日昼になると辺りを頻繁に動き回り始め、蒸しパンも食べなくなり同日午後6時14分に破水した。

 2匹は元気な産声をあげ健康状態も良い。成大は強い母性を示し、2匹を自分の胸元まで抱え上げ母乳を与えていた。(c)CNS/JCM/AFPBB News