【7月3日 AFP】中国は2日、南部の海南(Hainan)省の発射場で行った新世代の運搬ロケット「長征5号遥2(Long March-5 Y2)」の打ち上げに失敗したと発表した。中国が進める野心的な宇宙開発にとって誤算となった形だ。

 長征5号で2基目となる遥2は、海南省にある中国文昌衛星発射センター(China Wenchang Space Center)から2日午後7時23分(日本時間同日午後8時23分)に発射された。しかし、国営の新華社(Xinhua)通信によると「飛行中に異常が検知された」という。

 最大25トンまで搭載可能な遥2には、7.5トンの通信衛星「実践18号(Shijian-18)」が搭載されていた。この通信衛星は対地同期軌道上で運用され、中国国内でインターネットへのアクセス拡充やテレビチャンネル数の増加などに利用される予定だった。

 新華社は「さらに調査が行われる」と伝えているが、それ以上の詳細には触れていない。

 中国は昨年11月に同じ文昌衛星発射センターから長征5号の打ち上げに成功。当時、同ロケットは中国がこれまでに開発したなかで最大の打ち上げ能力を持つと誇示していた。