【7月3日 AFP】ロシアで2日、長距離バスがトラックと衝突し、子ども2人を含む14人が死亡した。当局が発表した。

 重大事件を捜査する連邦捜査委員会(Investigative Committee)によると、バスはロシア南部サマラ(Samara)から中部イジェフスク(Izhevsk)へ向かう途中で、首都モスクワ(Moscow)から約900キロ東方で事故が発生した。

 同委員会によると、バスの運転手はヘッドライトのせいでトラックが見えなかった可能性があるという。

 地元当局によると、バスはトラックと衝突後に横転して炎上した。トラックとバスの運転手2人を逮捕する予定だという。

 連邦捜査委員会は既にバスの運営会社の責任者を拘束し、社内を捜索したという。ただ、この会社が事故に関係しているかどうかは不明。

 インタファクス(Interfax)通信が警察発表として伝えたところによると、ロシア南部では他にも、乗用車が制御を失って樹木と停車していた車に衝突し、5人が死亡する事故も起きている。 (c)AFP