スター不在の女子シングルス、ウィンブルドンの栄冠は誰の手に
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■強盗被害の悪夢から完全復活なるか?
ハレプと現世界1位のアンゲリク・ケルバー(Angelique Kerber、ドイツ)による王座争いも、今年のウィンブルドンでは注目の一つとなる。
エカテリーナ・マカロワ(Ekaterina Makarova、ロシア)と対戦した全仏オープンテニス1回戦で、女子選手としては第1シードで大会史上初の初戦敗退を喫したケルバーは今、飛躍的な改善が必要とされている。
前回大会は決勝でセレーナに苦杯をなめたケルバーは、同年の全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2016)と全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2016)で頂点に立ったものの、今年はまだツアー優勝がない。
一方、昨年12月に刃物を持って自宅へ押し入った強盗と格闘した際に利き手の左手に重傷を負ったペトラ・クビトバ(Petra Kvitova、チェコ)が3度目のタイトルを獲得すれば、おとぎ話のような復活劇が完結を迎えると言える。
2011年、2014年大会女王のクビトバは事件後、半年間にわたり戦列離脱を余儀なくされたが、全仏オープンで復帰を果たすと、グラスコートで行われた前週のエイゴン・クラシック(AEGON Classic Birmingham 2017)で見事に優勝を果たした。
27歳のクビトバは、腹筋のけがを理由に今週のエイゴン・クラシック(AEGON Classic Birmingham 2017)を欠場しているが、「人生において非常に難しい時間を過ごしてきた。バーミンガム(Birmingham)での優勝はさらなる自信になるし、まだ戦う力はある」と得意とするグランドスラム大会での上位進出を誓っている。
また、ウィンブルドンで5度栄冠に輝いた実績を誇る37歳のヴィーナス・ウィリアムス(Venus Williams、米国)や、出産からカムバックした元世界1位のビクトリア・アザレンカ(Victoria Azarenka、ベラルーシ)も優勝争いに絡んでくるはずだ。(c)AFP/Steven GRIFFITHS