【7月2日 CNS】アリババ(Alibaba)傘下の地元生活サービスプラットホーム「口碑網(Koubei)」と「第一財経ビジネスデータセンター(CBNData)は27日、中国の「外食消費力指数ランキング」調査報告を共同発表した。

 ランキング上位の15都市は、上海(Shanghai)、北京(Beijing)、蘇州(Suzhou)、深セン(Shenzhen)、アモイ(Xiamen)、広州(Guangzhou)、杭州(Hangzhou)、南京(Nanjing)、天津(Tianjin)、長沙(Changsha)、青島(Qingdao)、成都(Chengdu)、武漢(Wuhan)、鄭州(Zhengzhou)、重慶(Chongqing)。

 同報告によると、中国の外食市場規模は2016年、5兆元(約84兆円)を突破。このうち、北京はベジタリアンメニューの注文が最も多く、アモイ、成都、南京、広州と続く。

 おかゆ、スープ、果物を含むベジタリアンのセットメニューの場合でも、北京の飲食健康指数はトップで、次いでアモイ、杭州、成都、南京の順。

 人気料理は、四川料理と広東料理。注文の割合でみると、四川料理は各都市でもかなり大きな割合を占め、「国民的地方料理」になっている。 

 同報告によると、30代や20代の若者層が外食消費全体の7割を占め、中心になっている。「口碑網」でサラダの受注量は2016年の1%から現在の5%に上昇し、サラダ類は徐々に人々の日常食の選択肢の一つになりつつある。(c)CNS/JCM/AFPBB News