米NYで地下鉄が脱線、36人軽傷
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【6月28日 AFP】米ニューヨーク(New York)で27日、地下鉄が脱線し、36人が軽傷を負った。消防当局が明らかにした。脱線の原因は明らかになっていない。
脱線事故は27日午前(日本時間同日深夜)、マンハッタン(Manhattan)北部ハーレム(Harlem)地区にあるニューヨーク市地下鉄A系統の2つの駅の間で起きた。地下の駅にいたすべての人を避難させるのに1時間半以上かかり、ダイヤの乱れは終日続いた。
地下鉄を運営しているニューヨークの都市圏交通公社(MTA)は事故原因の調査を進めていると明らかにした。就任したばかりのジョセフ・ロタ(Joseph Lhota)会長は地元テレビ局に対し、脱線の前に非常ブレーキが作動していた可能性があると述べたが、脱線の原因には言及しなかった。
ある乗客は「馬の背中」に乗っているように突然揺れを感じたと説明し、「乗客が車両内のいたるところで飛ばされていた」と語った。別の乗客は「人々はパニックに陥っていた。席から急に立ち上がって、大声で泣いたり祈ったりしていた」と述べている。
乗客らは線路から火と煙が立ち上っているのが見えたと証言しているが、ロタ会長は、脱線事故の後、ごみに火が付いたことが原因かもしれないと説明している。
ニューヨークの地下鉄の1日当たりの平均輸送人員は560万人と世界でもトップクラスだが、遅延や事故が頻発して利用者から怒りの声が上がっている。MTAの予算を管理するニューヨーク州のアンドルー・クオモ(Andrew Cuomo)知事は、市民の不満が高まっていることを受け、老朽化している地下鉄網の改善を約束した。(c)AFP