【6月23日 AFP】米電気自動車(EV)メーカー大手テスラ(Tesla)は22日、音楽ストリーミングサービスへの参入を検討していると明らかにした。

 テスラはすでに世界の一部地域で音楽ストリーミングサービス世界最大手「スポティファイ(Spotify)」と提携しているが、独自の新サービス導入がうわさされていた。

 テスラは音楽ストリーミング参入について、ドライバーを満足させることが狙いだとしている。同社広報担当は、「格別の車内体験を提供し、それによって顧客が聞きたい音楽をどれでも好きな音源から聞けるのが重要だとわが社は考えている」と語った。

 ITニュースサイト「リコード(Recode)」は複数の匿名情報源の話として、テスラが独自の音楽ストリーミングサービス立ち上げに関して複数の大手音楽レーベルと直接交渉を持ったと伝えている。独自サービスはインターネット接続の車載システムとなる予定で、ストリーミング形式のインターネットラジオ「パンドラ(Pandora)」のようなサービスを皮切りに、複数のサービスを提供するのではないかとしている。(c)AFP