【6月16日 AFP】イングランド・プレミアリーグのエバートン(Everton)は15日、サンダーランド(Sunderland AFC)からジョーダン・ピックフォード(Jordan Pickford)を最高3000万ポンド(約42億円)と、英国のGKとしては史上最高額となる移籍金で獲得した。

 U-21イングランド代表のピックフォード獲得のためにエバートンは初期費用として2500万ポンド(約35億円)を支払うことになっており、この金額は2014年にサウサンプトン(Southampton FC)がセルティック(Celtic)からフレーザー・フォースター(Fraser Forster)を獲得した際の移籍金1000万ポンド(約14億円)を上回ることになる。

 追加条項が達成され、残りの500万ポンド(約7億円)が支払われることになれば、ピックフォードは2800万ポンド(約40億円)で加入したロメルー・ルカク(Romelu Lukaku)を追抜き、エバートン史上最高額の移籍選手となる。

 GKとしてこの移籍金を上回っているのは、2001年にパルマParma Calcio、当時はパルマAC)からユベントス(Juventus)に5300万ユーロ(約65億円)で加入したジャンルイジ・ブッフォン(Gianluigi Buffon)、先頃ベンフィカ(Benfica)からマンチェスター・シティ(Manchester City)に4000万ユーロ(約50億円)で加入したエデルソン(Ederson Santana de Moraes)しかいない。

 ピックフォードは昨季2部降格に終わったサンダーランドの中でも数少ない明るい話題で、イングランド・プロサッカー選手協会(PFA)の若手最優秀選手候補に名を連ねた。また、U-16以降の全年代で代表に選出され、昨年10月にはA代表にも選ばれている。

 昨季、マールテン・ステケレンブルフ(Maarten Stekelenburg)とジョエル・ロブレス(Joel Robles)がグディソン・パーク(Goodison Park)で不安定なプレーを披露していたこともあり、5年契約を結んだピックフォードの獲得はロナルド・クーマン(Ronald Koeman)監督にとって大きな目標となっていた。

 クーマン監督は「大きなものになるだろうと確信できる契約を結ぶことができて非常に喜んでいる。ジョーダンは才能にあふれる若いプロフェッショナルで、偽りなく成功に飢えている。それはわれわれにとって非常に重要なことだ。昨季のプレミアリーグで彼がみせたパフォーマンスを通して、その質の高さを目の当りにした。彼の若さを考えれば、彼はもっともっと素晴らしい選手になるに違いない」とコメントしている。

 さらにエバートンは同日、オランダ・エールディビジのアヤックス(Ajax)から、移籍金2350万ポンド(約33億円)でMFデイヴィ・クラーセン(Davy Klaassen)も獲得した。24歳でオランダ代表に名を連ねるクラーセンはアヤックスで通算163試合に出場し、49得点を挙げている。(c)AFP