【6月14日 AFP】バングラデシュ南東部を襲った豪雨に伴う土砂崩れで、当局は14日、死者数が152人に達したと発表した。防災局(DDM)の担当者は、同国史上最悪の土砂災害だと述べ、救助隊が孤立地域に到達するにつれて死者はさらに増えるとの見通しを示している。

 被害の最も大きかった地域では、住民らがシャベルなどで行方不明者の捜索を行っている。人々の就寝中を襲った土砂崩れは、当局によると家屋数百棟をのみ込んだ。被災地周辺ではモンスーンの影響で、直前の24時間に343ミリの雨量を記録していたという。(c)AFP/Nurul Alam