【6月21日 CNS】山東(Shandong)省青島(Qingdao)市の大潮が去った浜辺では、砂浜に抽象画を次々と、休むことなく描く絵師たちがいた。スナガニだ。

 砂浜の絵師、スナガニは泥や砂粒の塊をはさみですくい取るようにはさんで口に運び、口の中でこすようにしながら砂粒に付着するプランクトンなどの微生物を食べる。

 食べ終わると、泥や砂粒の塊を吐き出して、つまんで捨てるという行動を繰り返すため、食後に多量の砂団子が巣穴を中心に放射状に残されることになる。(c)CNS/JCM/AFPBB News