【6月14日 MODE PRESS】米歌手のセレーナ・ゴメス(Selena Gomez)がLGBTQ(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー、ジェンダークィア)コミュニティーを支援する背景には、母マンディ・ティーフェイ(Mandy Teefey)の養育方法があることを明かした。

 ゲイ・プライド月間のため、音楽誌ビルボード(Billboard)の「LGBTQコミュニティーに向けたラブレター(Love Letters to the LGBTQ Community)」シリーズに寄稿したセレーナは、「子どもの頃、日曜日に母と母の友人グループとよく一緒にブランチしたのを覚えてる。全員がゲイだったが、当時はそのことを理解していなかった。優しく、楽しく、愛すべき母の友人たちに囲まれているのが大好きだったことだけを覚えている。心が広く、偏見のない環境で育ててくれた母に感謝している。また、母は私の16歳の誕生日を最も美しいドラッグクイーンのサプライズパフォーマンスを用意してくれ、祝ってくれた。私の一番好きな歌を歌ってくれた。ほとんどの16歳ができない経験だった」とつづった。

 また、2016年の米ノースカロライナ(North Carolina)州でのコンサートの収益を、論争を巻き起こした「反LGBT法」と戦う慈善団体に寄付したセレーナは、米歌手マドンナ(Madonna)のドキュメンタリー映画『イン・ベッド・ウィズ・マドンナ(Truth or Dare)』は同性愛者の権利運動の画期的描写だと賞賛した。

 セレーナは、「共作者のジャスティン・トランター(Justin Tranter)は私がマドンナのドキュメンタリー映画『イン・ベッド・ウィズ・マドンナ』を見たことがないことが信じられない様子だった。メキシコにいる時に、私と一緒にその映画を観てくれた。同性愛者の権利運動にとって画期的で、私が生まれてから今までの短期間で、LGBTQの権利がどのくらい進展してきたのかという点に特に感銘し、大好きになった。まだまだ、やらなければならないことはたくさんあるが、決して人がセクシュアリティで判断や差別され、恐怖を感じることのない日が来るのを楽しみにしている」と続けた。(c)Bang Showbiz/MODE PRESS