新全仏女王オスタペンコ、「芝生はサッカー用」と信じて疑わなかった
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【6月11日 AFP】全仏オープンテニス(French Open 2017)女子シングルスを制したエレナ・オスタペンコ(Jelena Ostapenko、ラトビア)は、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2017)に向かうことになるが、テニス界の新ヒロインはかつて、グラス(芝)コートはサッカーのみに適したもので、テニス向きのものではないと考えていたと明かした。
オスタペンコは10日に行われた全仏決勝で、世界ランク4位で本命だったシモナ・ハレプ(Simona Halep、ルーマニア)を4-6、6-4、6-3で退け、思いもよらない四大大会(グランドスラム)制覇を果たした。
グランドスラム通算8度目の出場を果たしていたオスタペンコは、ツアー初制覇を果たすとともに、全仏史上最も低いランキングの優勝者となった。
次なるメジャー大会は、オスタペンコが2014年にジュニア女王に輝いたウィンブルドンとなっている。
しかしながらオスタペンコは、初めて芝生のコートに遭遇したとき、とても一目惚れなどできるものではなかったと振り返った。
オスタペンコは「初めて芝でプレーしたときは気に入りませんでした。受け入れられませんでした」と、15歳のころのイングランド(England)での芝コート初体験について語った。
「どうやって芝の上でプレーするのかすら分かりませんでした。芝というのはサッカー用のものだと思っていたんです。でも、その後プレーの仕方を学んで、特有の動きを覚えました。今はお気に入りです」
やにわに名前が知られ、ウィンブルドンが開幕する4週間後には多くの視線が向けられることになるものの、オスタペンコはそういったことには余裕を持って対応できるとしている。
「注目を集めることに怖さはありません。ファンがいてくれることはいつでも素晴らしいことです。それに対応していけるようにしていきます。難しいかもしれませんが、テニス選手という道を選びましたから。大丈夫だと思います。母国の歴史をつくったので、帰国したら注目の的になりますね」
グランドスラムのタイトルを手にしたオスタペンコだが、貪欲さは失っていない。
「グランドスラムで優勝することがずっと目標でした。これからの目標は全タイトルを手にすることです」
その野望は、オスタペンコのアイドルであるセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)が妊娠を理由にツアーを離脱しているため、わずかながら簡単に達成できる状況となっている。
「セレーナは私のアイドル。彼女の持っている強烈な個性が好きですし、コート上では積極的なスタイルを持っています。彼女を見てるのが楽しいんです」
オスタペンコのプレーは、セレーナのプレースタイルに酷似している。
決勝でオスタペンコは54本のウイナーを決めつつ、54本のアンフォーストエラーを重ねた。
全仏の全試合を通してオスタペンコは299本のウイナーを記録したが、これは男女合わせても最多となっている。
「良い状態の時には、本当に良いショットをが打てるんです。何だってできるんだと思います」 (c)AFP