豪邸を購入する30代の若い世代、中国
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【6月13日 東方新報】以前の世界大豪邸ランキングでは、ニューヨーク(New York)マンハッタン(Manhattan)のミッドタウン、サンフランシスコ(San Francisco)のパシフィックハイツ、ロンドン(London)のケンジントンが常にトップ3だった。財閥や富豪がこぞってこれらの街に住み、中国の有名な企業家たちもわざわざこういった場所に会社を置いたりしてランキングに貢献していたものだ。
しかし近年、世界大豪邸の地図が東に移行してきた。中国の有名都市の名が突如としてランキングに上がった。
2016年下半期、上海の蘇河湾(Suhe Creek)では1棟2億4200万元(約39億円)、1平米34万元(約549万円)の別荘が注目を浴び、人々はテムズ川(River Thames)や、ハドソン川(Hudson River)と比較したが、実際、1棟の価格ではニューヨーク、ロンドンにある豪邸を超えている。しかも北京(Beijing)の海淀(Haidian)地区にも同レベルの豪邸が存在する。
そんな豪邸を購入する富裕層にも変化が起こっている。かつては「70後」と呼ばれる1970年代生まれの層が主力だったが、最近では「85前(80年代前半生まれ)」が、上記の有名都市ではもっと若い「85後(80年代後半生まれ)」の精鋭たちが台頭してきている。彼らの多くはインターネット、IT、「フィンテック」などといった新興事業の創業者だという。(c)東方新報/AFPBB News