【5月29日 AFP】全仏オープンテニス(French Open 2017)は28日、女子シングルス1回戦が行われ、奈良くるみ(Kurumi Nara)は15歳のアマンダ・アニシモバ(Amanda Anisimova、米国)を3-6、7-5、6-4で下し、2回戦進出を決めた。

 フルセット勝ちを収めた奈良は次戦、中国の王薔(Qiang Wang、ワン・チャン)を6-4、7-6(7-3)のストレートで退けた第10シードのヴィーナス・ウィリアムス(Venus Williams、米国)と激突する。

 1997年にローラン・ギャロス(Roland Garros、全仏オープン)初出場を飾ったヴィーナスは、2002年大会で妹のセレーナ(Serena Williams、米国)に決勝で敗れるも準優勝に輝いた実績を誇るが、この日は第1セットで2-4、第2セットでも3-5とリードを許してセットポイントを握られるなど、苦戦を強いられる展開となった。

 37歳の誕生日を3週間後に控えるヴィーナスは試合後「非常に暑かったが(気温30度)、私はフロリダ(Florida)に住んでいるし、準備はできていた」と振り返った。(c)AFP/Dave JAMES