■準々決勝でナダルはラオニッチ、ジョコビッチはティエムと対戦か?

 このほか予想される準々決勝の組み合わせでは、ワウリンカが2014年の全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2014)覇者マリン・チリッチ(Marin Cilic、クロアチア)と、ナダルはミロス・ラオニッチ(Milos Raonic、カナダ)と対戦する可能性がある。

 ジョコビッチの準々決勝の相手は、オーストリアのドミニク・ティエム(Dominic Thiem)になる可能性が高いとみられる。前週行われたイタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2017)で、ジョコビッチは注目株のティエムと準決勝で対戦し、相手にわずか1ゲームしか与えずに圧勝した。

 すでにモンテカルロ・マスターズ(Monte-Carlo Rolex Masters 2017)とバルセロナ・オープン(Barcelona Open Banc Sabadell 2017)で、それぞれ通算10度目のタイトルを獲得した30歳のナダルは、ローラン・ギャロスでの黒星は2015年のジョコビッチ戦と、けがによる影響でまさかの敗戦を喫した2009年のロビン・ソデルリング(Robin Soderling、スウェーデン)戦だけとなっており、通算72勝2敗という素晴らしい戦績を残している。

 一方、マレーは今季のクレーコート大会で苦戦が続いており、モンテカルロで3回戦敗退、バルセロナで4強止まり、マドリードで3回戦敗退、そしてイタリアではファビオ・フォニーニ(Fabio Fognini、イタリア)の前に初戦で姿を消した。

 このほか1回戦では、アレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)はフェルナンド・ベルダスコ(Fernando Verdasco、スペイン)との対戦が決定。ティエムはバーナード・トミック(Bernard Tomic、オーストラリア)と激突し、「次世代の」スター選手と期待されるニック・キリオス(Nick Kyrgios、オーストラリア)は、ドイツのフィリップ・コールシュライバー(Philipp Kohlschreiber)と対戦する。(c)AFP/Dave JAMES